関節の痛みを和らげたい!

関節痛で困っています!

手首のマッサージ

前回はただの腱鞘炎という怪我の話しになってしまいましたので、その対策を書きます。この症状は筋・腱や筋肉が摩擦によって充血し腫れていしまっているのに、もっと動かすことで起こるそうです。腫れてますから筋を包む導管である腱鞘と言う骨の筒に筋が突っかかってきます。それを余計に動かしますから損傷するのです。ですから腫れる前に鬱血を解くことが肝心になりますね。

ちょっと熱を持ってきたら休む、これが一番ですが、仕事が詰まっていればそうそう悠長な事は出来ません。っで、休む時はマッサージをするのです。ストレッチとリンパマッサージが効果的ですって。

手首ならまず目一杯に掌を広げ、ゆっくりと手首を内側に捻りつつ手首を曲げるようにして指も握り込んでいく。そしてまた開いて同じ動作を4,5回繰り返すのです。そして2,3分もすればさーっと熱が引きますから、また作業を始めることが出来ます。肩首も同時に回したりしてリンパの流れを良くしておくと更に効果的ですよね。がっちと凝ってしまう前にコマメにすると良いですね。

腱鞘炎とは免疫の戦場地帯なのです

パソコンをつかって翻訳などをしている時に腱鞘炎になる事があります。私はキータッチが下手で、2,3本の指で叩いてしまうので知らず内に力んでしまうのです。右の手首と左肩が凝りますね。そんな感じでパソコンを使っています。

腱鞘炎が酷い時は接骨院に行くでしょ。そうするとステロイドの鎮痛剤を打ちますよね。これは抗炎症剤と言って免疫の動きを止めるものです。炎症とは異物や死んだ体細胞を排除して修復しようとする作用によっておこりますね。例えば最近やウイルスの侵入にも免疫が反応して攻撃をします。その組織部は戦場となり、細胞や雑菌や免疫自体の屍を積み上げるでしょ。それが炎症なのです。終いにはそれらの残骸が腐って膿んでしまいますよね。腱鞘炎も筋や筋肉繊維が骨に擦れて破壊されて、その死骸を免疫が攻撃することより発症するようですよ。ですからステロイドで免疫を痺れさせ休戦状態にするっという事なのですって。

 

腰を浮かせてトイレで頑張る

足腰の関節を鍛えるのにちょど良い手ごろな方法があります。空気椅子です。学校の部活でやったことがあると思います。背中を壁に着けて膝を90度に曲げるトレーニングです。あれは静止運動ですから、いたずらに関節を痛めることが無く筋肉を鍛えてくれますでしょ。ちょっと面白いやり方をしている人がいましたので、その方法を紹介します。

 

その人はトイレで空気椅子をしているそうです。便器に座らないでギリギリ腰を浮かせたままするのですって。わたしなら4,5分でしょうか、試しにやって見ましたが途中で腰を落してしまいますね。それでもすぐに腰をあげて頑張っています。これでダイエットになるとも言っていますよ。それは願ったりかなったりではないでしょうか。痩せれば膝や腰の負担は更に軽減されますものね。一つ試して見てくださいな。

コラーゲンサプリが効くかもしれない

関節の成分であるコラーゲンやグルコサミンコエンザイムなどの成分を口径摂取しても効果はない、っという意見がありますね。理屈はこうでした。これらタンパク質の合成成分は食べると胃腸で消化されアミノ酸レベルに分解されてから吸収する。従ってただのアミノ酸になり、それが必ずしも必要な成分に再合成されるとは限らないと言うものです。ムダと言うよりはタンパク質なら何を食べても同じことだと言いたいのであり、高い金を払ってわざわざコラーゲンを取るのはナンセンスっと言う意見ですね。

ですが最近の低分子化によって、事情が変わりつつあるように思います。コラーゲンやグルコサミンをペプチド(アミノ酸2,3個の低分子)にして摂取するとそのまま腸に吸収される可能性が高まる事、そしてその配列をうけてタンパク質合成するときは元のコラーゲンになりやすい可能性があることが言われています。私もそうだと思います。まあ迷信じみているかもしれませんが、スイッチ効果はあると感じていましたから。コラーゲンたっぷりの鶏鍋を何度も食べ続ければ肌がプリプリしたり、コラーゲンのサプリで肌が綺麗になったりするのは本当だと思ったからです。まだ実際のところは臨床中で分からないようですが、期待を持つのは良いのではないかな。

 

ふと肩を冷やしてしまう季節

肩が冷たいっと感じたときは同時にジーンと痛みもあって、神経が軟骨で圧迫されているのだなあっと感じます。体が冷えているせいで血液が良く回っていない事もあるでしょう。そんな時は決まって窓から吹き込む外気が冷えているのです。さっきまでは涼しい程度の風だったとしてもです。日本とは違い大陸の風はすぐに向きを替え、暖かいと思っていても、途端に寒くなってしまうのです。

 

変な事を書いていると思われるでしょう。先週は25℃だったのです。今週になり急に冷えました。昨日は寒風が吹き、今日は朝から吹雪です。部屋はまだ温水暖房が利いていますから、ちょっと暑くなれば窓を開けて外気を入れているのです。でもその外気が急に冷え込んだり、温かったりと落ち着かないのですね。それで気が付くと肩などを冷やしてしまっているのです。

 

ここは季節の変わり目が厳しいのです。4月の温暖な日々は月末から寒くなったり、熱くなったりを繰り返しているのです。

朝靄の裏庭で立ち尽くす2つの影

中国を旅していた時にとあるホテルのドミトリーで武術道場に通っている日本人の若者に会いました。もう足かけ1年は通っていると言うのです。学生ビザでしたが学校には通っていないと言っていました。それはともかく、彼は早朝に霞む裏庭で、静かに立ち尽くしてします。蹲踞という基礎練習をしているのです。手を胸の前で樽を抱えるように丸め、背筋を伸ばしやや膝をまげて静止する。眼を半眼にするが、遠くも近くも見ない。呼吸はゆっくりと、そして静かに行い、脳天は更に天空へ足の裏を地面の下方へ送る気の流れを作る。自分は空っぽになってゆくイメージだと言っていました。

 

私は武術家にはならないので聞き流しましたがね。で、彼はいっしょにやれと言うのです。これは平衡感覚とそれに伴う基礎体力を向上し、強靭な肉体をつくる基になると。そして精神を集中する鍛錬なのだそうです。

 

暇でしたからやりましたよ。毎朝5時に起きて、私は10分を3セットです。すぐに体はふらつくし、気もそぞろになります。これだけでぐったりと疲れてしまうのです。かれは1時間以上もそうしているのです。これを続ければ老人になっても俊敏に動ける体になると70才の師匠が言っているようです。

コラーゲンを飲んで関節を回復できるのでは

関節の軟骨成分であるコラーゲンやグルコサミンなどのはサプリメントで口径摂取しても効かないのではないか?との意見が結構ありますね。今はタンパク質をもっと分解した形、低分子コラーゲンなどが出回っていますね。そのおかげで肌吸収の道は少し開かれた様ですが、以前口径摂取については進展が無いと言うのです。

理屈はこうです。コラーゲンを砕いて食べるという事は本来アミラーゼやペプシンが行っている作業を前倒しにしておいたっという事でしかないでしょ。結局全てのタンパク質が腸から吸収される時はペプチド(アミノ酸連鎖が2,3個)以下まで分解されるわけで、10万個の分子量を500個にしたからと言っても、それはただ吸収レベルになっただけのことでしょ、って言うのです。吸収されたコラーゲンペプチドがそのまま再生される理屈はないっと言うのですね。

ですがある別の説ではコラーゲン由来のアミノ酸をとることでコラーゲンを再生する指令を出す因子のスイッチが入るという意見もあります。実際にコラーゲンや肌細胞を増殖するFGFなどの成長因子が活性化すると言うレポートもありますね。さあポイントは成長因子のスイッチを押すのかどうか、というところまで詰まってきているのですね。